子どもアドボカシーとは、子どもが自分の思いや願いを言えるよう助けたり、子どもの依頼を受けてその思いや願いを代弁することを通じて、その思いや願いを叶え、子どもの権利(基本的人権)を守るはたらきをいい、
そのはたらきをするひとを子どもアドボケイトといいます。

YouTube


基礎講座のお知らせ

ただいま子どもアドボカシー基礎講座の受講者を募集中です。

子どもには思いや願いを聴かれる権利があります。
今回の基礎講座では、子どもの権利、なかでも思いや願いを聴かれる権利について学び、子どもから思いや願いを聴く際の基本的な考え方、原則を学びます。
基礎講座での学びを通じて、あなたは子どもの思い・願いを聴くことの大切さを身につけ、日々の子どもとの生活、子どもとの関わりにすぐに活用することができます。

チラシはこちらです。

5月31日まで申し込みを受け付けます。

こちらをクリックしてお申し込みください。

全講座オンラインなので、日本全国どこからでも受講していただけます。

基礎講座の募集要項はこちら

質問: 必ず全回出席しなければいけませんか?

基礎講座の修了認定を受けると、次の段階の研究講座の受講ができます。
希望者は、追加費用なしで基礎講座の修了認定申請が可能です。

基礎講座の修了認定を申請するには、本来すべての講義の受講が必要です。ただし3コマまでの欠席であれば欠席した講義をWEB受講することで、修了認定申請が可能です(4だけはWEB受講ができませんので必ず出席をお願いします)。
修了認定が不要な方は、ご都合に合わせて出席していただけば結構です。当日欠席される場合でも、4を除きすべての講義のWEB受講が可能です。

子どもアドボカシー 子どもの思いや願いを大切にする

子どもアドボカシーは、子どもの思いや願いをしっかり受け止め、子どもの思いや願いが実現されるよう努める働きです。
弱い立場にある、ひとりひとりのひとの思いや願いが大切にされる社会は、だれもが幸せに生きることができる社会です。
当センターは、子どもアドボカシーをひろめ、活用することを通じて、まずは、最も小さい、最も弱い立場にある子どもの思いや願いを大切に受け止める社会の実現をめざします。

子どもアドボカシーの6つの原則

    • 子ども主導
    • エンパワメント
    • 守秘
    • 独立性
    • 平等
    • 子ども参画

こども基本法と子どもの権利(人権)

2022年6月15日、こども基本法が制定されました。

こども基本法の目的は、「日本国憲法及び児童の権利に関する条約の精神にのっとり、・・・全てのこどもが、・・・その権利の擁護が図られ・・・るよう、こども施策に関し、基本理念を定め、国の責務等を明らかにし、及びこども施策の基本となる事項を定める・・・等により、こども施策を総合的に推進すること」(第1条)です。

子ども基本法は、子どもに、憲法が国民に保障する基本的人権や子どもの権利条約に書かれた権利があることを前提に、国や地方公共団体がこれらの権利を実現するための取り組み(施策)を行う義務があることを明らかにしています。

そこで、憲法が国民に保障する基本的人権や子どもの権利条約に書かれた子どもの権利とは何かを知ることが重要となります。

なかでも子どもの権利条約は、子どもの権利(人権)を詳細に明らかにし、国がなすべき取り組みを具体的に明らかにしており、子どもの権利実現のためには子ども施策に携わる人々だけでなく子どもを含むすべての国民が子どもの権利条約の趣旨や内容をしっかりと理解する必要があります。

子どもの権利条約の英文こちらです。

子どもの思いや願いの表明と子ども基本法

子ども基本法には、子ども施策が日本国憲法及び児童の権利に関する条約の精神にのっとり行われるべきこと(こども基本法第1条)、国や地方公共団体が実施する子ども施策の基本理念として、すべての子どもに、自己に直接関係する全ての事項に関して意見を表明する機会が確保されること(同法3条3号)、及び子どもが表明した意見が尊重されること(同法3条4号)が明記されました(同法第4条、第5条)。

また、同じ年の児童福祉法改正により、一時保護所や里親、児童福祉施設で生活する子どもの意見表明等支援事業が法制化されました(児童福祉法第6条の3第17項)。

これらの法律について、くわしくは、こちらをご覧ください。

子どもの思いや願いの表明権や子どもアドボカシーについてもっと知るには、こちらをご覧ください。

子どもアドボカシーセンター広島

「一般社団法人子どもアドボカシーセンター広島」は、子どもが生活のあらゆる場面で個人として尊重され、基本的人権を実現されることを⽬的とし、その⽬的に資するため、次の事業を⾏います。

子どもアドボカシーについての調査研究
子どもの権利、子どもアドボカシーについての広報
子どもアドボカシーの実践と子どもアドボケイトの養成、研修
子どもの参画の促進
前各号に附帯⼜は関連する事業

SNSでも発信中です。フォローをお願いします。

Twitterはこちら
Instagramはこちら
Facebookはこちら